数年前、「ハリーポッター アズバガンの囚人」を観ていると魔法学校ホグワーズ校「ティーリーフ・リーディング」の授業を受けているシーンがありました。さすがホグワーズ校!魔法学校では「ティーリーフ・リーディング」は必須科目のようでした。
ヨーロッパやアメリカでは「コーヒー・リーディング」や「ティーリーフ・リーディング」は何百年も続いたリーディング法として大変有名です。
私が「ティーリーフ・リーディング」と出会ったのは、セドナに通い始めて間もない頃でした。
クリスタル・キャッスルという、セドナでは有名なスピリチュアル・グッズのお店を尋ねたとき、ローレンスという、エンジェルの絵を描きながらリーディングする霊能者に出会いました。
その彼があるとき、初めて「ティーリーフ・リーディング」というものを私に見せてくれたのです。
「これはティーリーフ・リーディングといって、まず知りたいことを明確にし、ゆっくりと茶葉入りの紅茶を飲む。
そして飲み干すと残った茶葉がカップのまわりに模様を作るので、これを読んでいくのだよ。」
そこに居た友人たち全員が飲み干したカップを彼に見せて、その茶葉を読んでもらっている光景を見ていた私に突然、直感が降りてきました。
「ローレンス!私もこの紅茶のリーディングが出来るような気がするわ!」
すると彼は、
「そうだよ、典子なら出来ると思うから、次の人からやってごらん!」
と事もなげに言ったのです。
そして残り友人たちの茶葉を読むことから、私のティーリーフ・リーディングはスタートしました。
後日、いろいろと調べてみましたが、今のところ日本で「ティーリーフ・リーディング」を行っているのは私だけのようです。
素敵なティーカップに香り立つ美味しい紅茶を注ぐ。
その時にティースプーンに半分の茶葉を一緒に注ぐのを忘れずに!
茶葉はなるべく細かいものを選んでください。
大きな茶葉ですと、読み取るのもかなりおおざっぱになってしまいます。
デリケートに詳しくリーディングしたい時はゆったりとした時を選びましょう。
どんなことを知りたいのか?
前世のこと?
現在のこと?
未来のこと?
恋愛?
仕事?
人間関係?
より具体的に質問をします。抽象的な質問では答えは見つけにくいものです。
また、疑いを持ちながら、答えを探すのはかなり難しいことです。
過去に疑いながら物見遊山で来たクライアントが何人か居られましたが、茶葉がただの固まりになってしまい、何にも読めなかったことが数回ありました。
リーディングは繊細なエネルギー、カップの中は宇宙そのものです。
チベット密教でいう曼荼羅の世界観そのものです。
宇宙の果てにアカシック・レコード(アカシャ)という宇宙の歴史、生きとし生けるもの全ての記憶、宇宙図書館とでもいいましょうか、そのようなところと繋がり、茶葉が不思議な模様を作り出します。
カップに7分目まで注がれた紅茶をゆっくりと飲みますが、最後の一滴は残します。
その一滴でカップのまわりに模様が出来るようにカップを廻しながら茶葉が廻りに付くように動かします。
もういいと思ったら、その一滴も飲み干します。
集中力を出して、好奇心を持って茶葉をゆっくり眺めてください。
少し時間は掛かりますが、ただの汚い茶葉が次第に模様に見え出します。
そう、まるで3Dの不思議な絵のように、くっきりと形を現し始めます。
そのうち流れが解り始め、ストーリーが直感で受け取れるかもしれません。
もし否定的な内容が見えたとしても心配はいりません。必ず改善策やあなたにとってよくなる方法が必ず見つかります。
注意点として、リーディングは一日に何度もやってはいけません。
同じ質問を何度も繰り返すこともいけません。
ティーリーフ・リーディングは神聖なものです。心を込めて行ってください。